「道路啓開(どうろけいかい)」って知っていますか?〜瑞穂土木事務所の秋の防災訓練より

道路啓開(どうろけいかい)とは、災害時に緊急車両等の通行のため、道路上の瓦礫(がれき)の処理や簡易な段差修正等を行い、救援ルートを開けることを言います。
瑞穂土木事務所では、秋の防災週間にこの道路啓開にかかわる二つの訓練を実施しました。
9月1日(日)の瑞穂区の中根小学校で開催された瑞穂区総合防災訓練において、瑞穂土木事務所は、『災害による倒木により、通行に支障がある』との想定で、障害物除去訓練を行いました。

旗を振って交通誘導しながら、倒木をチェーンソーで切り分け、除去します。
その様子を総合防災訓練に参加された区民の皆様にもご見学いただきました。
(校庭が汚れないようブルーシートを敷いています。)
また、9月3日(火)には、瑞穂警察署と合同で道路啓開訓練を実施しました。『災害による停車車両のため、名古屋環状線が通行できない』との想定で、警察が交通規制を行い、警察と土木事務所がそれぞれ専用器具を用いて車両を移動させる訓練です。
一般社団法人 名古屋建設業協会の会員である建設業者7社12名の方にもご参加いただきました。ご協力ありがとうございました。緑政土木局では、様々な団体と協定を締結し、災害時の道路啓開に必要な情報、機材を確保し、早急に対応できるよう努めています。


車輪のついた車両移動用のジャッキをタイヤの下に差し込み、4輪を持ち上げ、数人で押して移動させます。

担当:瑞穂土木事務所
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