塗装技術を学ぼう!

 名古屋市にある歩道橋の多くは設置されてから相当年数が経過しており、その老朽化について市民の皆様からも多くのご意見をいただいていますが、限られた予算の中で本格的な修繕を速やかに行うことが難しい現状にあります。そこで、南土木事務所では、歩道橋の維持補修のための塗装技術を学習するため、外部から講師をお招きし、直営補修班向けの研修と実習を実施しました。

 今回の研修の狙いとして、
1、補修班が日々の他の作業の合間に実施可能な(足場を組むことなく、手持ちの道具で)方法を学習する
2、本格的な修繕工事が行われるまでの間、少しでも腐食の進行を遅らせる(これを予防保全と言います。)
3、景観を回復させる

以上を意識しました
(もちろん予防保全としての塗装技術ですので、このような塗装を行ったとしても、歩道橋の本格的な修繕自体が不要になるものではありません)

 当日午後に行われた研修の様子です。最初に講師の方から、使用するペンキの特長や使用方法について説明がありました。

塗装研修2

 今回の研修で使用したペンキは、下塗、中塗、上塗を一度に行える厚膜性のハイブリッド型塗料であり、以下のような特長を持つそうです。
 ・厚膜性に優れ、下塗の防錆性・付着性と上塗の耐候性を併せもつ。
 ・夏場であれば一時間程度で乾き、早期に開放可能。
 ・固まりやすいので短時間で塗ることが必要。
 ・下地処理にもよるが、数年程度は塗装を維持することができる。

 その後、塗装の実習のために現場に移動しました。
 ペンキを塗る前には、錆や汚れ、浮いた塗装等をディスクサンダーやワイヤーブラシ等で除去することが重要となります。この作業をケレンと言います。ケレンには1種ケレンから4種ケレンまでのグレードがありますが、補修班が短い作業時間内で効果的にできるものとして、一番簡易なケレン作業である第4種ケレンを強化した程度の作業としました。
 写真はケレンを実施している補修班の様子です。

塗装研修1

 ケレンが終わった箇所からペンキを塗っていきます。ペンキは時間を置くと固まってしまうため、複数体制で作業を手分けして行うことで効率を良くしていきます。

塗装研修3

 今回は講習の場となった階段の半分を塗装して終了としました。最初に講師から説明のあったとおり、ペンキは塗ってから一時間程度で乾き、夕方には歩道橋を開放することができました。
 向かって右手側が塗装を実施した部分、左手側が塗装を実施していない部分となります。

塗装後の歩道橋

 南土木事務所では、今回の研修で学んだ技術を今後の歩道橋の維持補修に活かしていきたいと考えています。
補修班が塗装を実施しているのを見かけた際には、通行に不便をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。


担当:南土木事務所 管理係


【参考】
[
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