細口池で 生きもの復活!
天白区の細口池公園には、その名のとおり細口池があります。
ひょうたんの形をした池で、池のまわりに散策路があり、多くの人が散歩しています。
かつてこの池にはヨシ原があり、ツバメがたくさんみられ、地域の名所の一つとなっていました。

<H18の細口池>
しかし、ここ数年ヨシ原がガマになり、ツバメはほとんど見られなくなってしまいました。また、ガマの綿の苦情が多く寄せられていました。
そこで平成24年度、地域委員会での打ち合わせを経て、住民を中心に団体が作られました。その名は“細口池生きもの 復活クラブ”!

クラブは生物多様性センターと連携して、生きもの調査やガマをヨシへ戻すための取り組みを行っています。

<生きもの調査>

<ガマ刈りの様子>

<ガマを刈った後に遮光シートを敷いて、根が腐るか調査>
土木事務所はクラブと打ち合わせをし、池の植生の将来像を共有し、池の水位の調整や、刈ったガマの持ち出し処分を行い、クラブの取り込みを支えています。

<刈るガマと残すガマの位置確認>

<水位の調整>
散策路沿いにはクラブの取り組み内容を表示したサインを設置しました。まだまだ始まったばかりの取り組みですが、散策している人たちにも好評です!
都市に残された貴重な水面です。土木事務所とクラブは、ツバメはもちろんのこと、いろいろな生き物に出会える公園を目指しています。近くに寄られたら是非お立ち寄りくださいね!
担当:天白土木事務所 整備係
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