道路工事のお話 パート4 (交通規制)
前の江川線事務所のブログにて工事前の準備について、お話をしました。
今回から実際に、工事現場についてご説明していきます。
今回は『交通規制』についてお話しします。
意味は 「工事をするところを囲って、一般の車が入れないようにする」
といったところでしょうか。道路工事をする際、現場で始めにすることですね。
工事をする場所を作るために、通行している人や車によけて通って
もらうためにバリケードで工事の範囲を囲います。
そうすると、普段と通行の仕方が変わってしまいます。
このことを「工事に伴う交通規制」という言い方をしています。
その交通規制の主な種類としては
「通行止め」 ・・・通れないので、違う道に迂回してもらう
「片側交互通行」 ・・・対向車に待ってもらって、交互に通行する
「車線規制」 ・・・通行できる車線(列)を減らす
という3つがあります。
道路工事があると「え~、工事あるのかぁ・・・」と嫌な気持ちになるのは、交通規制によって普段よりも通行しにくく不便を感じるからだと思います。
しかし、道路工事はより使いやすく、より安全な道をみなさまに使っていただくためですので、いっときの間、ご協力お願いします。
さて、交通規制の現場を具体的にご紹介しましょう。
今回ご紹介する工事現場は、2車線のうち1車線を囲って
工事しています。

写真は港区船見町交差点です。
具体的にどんなものが置いてあるのでしょうか?
★工事標示板
「何の工事」を「いつ」「誰が」という情報が載っています。

★道路標識
交通の規制や指示を行う標識です。
★規制案内板
通行する人に、その先で工事をしていて2車線が1車線に
なることをお知らせする看板です。
「みなさん、なかよく1列になってください」という看板です。

★防護柵さく
工事をやっているのでこの先は通れないことを示す『トラがら』の柵です。
横から見ると「A」に見えるので、
A型バリケード(略してAバリ)と呼びます。
危険であることを知らせるため、黄色と黒になっています。ハチやトラなども危険をアピールするため体は黄色と黒の色になっていますよね。
11/10訂正・・・ハチについてはミュラー擬態といって、毒性のある動物(例:スズメバチとアシナガバチ)が互いに似た模様になることで捕食のリスクを下げるためのもの、トラの方は、茂みなどで身を隠して獲物に近づくためのカモフラージュ効果のためのようです。
★セイフティコーン(カラーコーン)
防護さくと同様に、この先は工事していて入れないことを示すものです。
★赤色警戒灯(略して赤灯)
夜に、点滅して工事していることを、通行する人にお知らせしています。
工事現場は、このようなもの(保安施設)を利用して、
工事中もみなさまが安全に通行できるように囲ったり、
規制の情報を流したりしております。
道路を利用して「工事の看板」などを見かけたときは、
いろいろなご案内をしているので、車線の変更をしたり、
他の道路に回ったり、ご協力をお願いします。
ご意見、ご質問がありましたら、現地の看板などの連絡先に
お気軽にお問合せ下さい。
では、
次回はいよいよ、実際の舗装工事はどうやっていくのかを紹介します。
担当:江川線整備事務所
→ 前回までの記事をすべて見る
今回から実際に、工事現場についてご説明していきます。
今回は『交通規制』についてお話しします。
意味は 「工事をするところを囲って、一般の車が入れないようにする」
といったところでしょうか。道路工事をする際、現場で始めにすることですね。
工事をする場所を作るために、通行している人や車によけて通って
もらうためにバリケードで工事の範囲を囲います。
そうすると、普段と通行の仕方が変わってしまいます。
このことを「工事に伴う交通規制」という言い方をしています。
その交通規制の主な種類としては
「通行止め」 ・・・通れないので、違う道に迂回してもらう
「片側交互通行」 ・・・対向車に待ってもらって、交互に通行する
「車線規制」 ・・・通行できる車線(列)を減らす
という3つがあります。
道路工事があると「え~、工事あるのかぁ・・・」と嫌な気持ちになるのは、交通規制によって普段よりも通行しにくく不便を感じるからだと思います。
しかし、道路工事はより使いやすく、より安全な道をみなさまに使っていただくためですので、いっときの間、ご協力お願いします。
さて、交通規制の現場を具体的にご紹介しましょう。
今回ご紹介する工事現場は、2車線のうち1車線を囲って
工事しています。

写真は港区船見町交差点です。
具体的にどんなものが置いてあるのでしょうか?
★工事標示板
「何の工事」を「いつ」「誰が」という情報が載っています。

★道路標識
交通の規制や指示を行う標識です。

★規制案内板
通行する人に、その先で工事をしていて2車線が1車線に
なることをお知らせする看板です。
「みなさん、なかよく1列になってください」という看板です。

★防護柵さく
工事をやっているのでこの先は通れないことを示す『トラがら』の柵です。
横から見ると「A」に見えるので、
A型バリケード(略してAバリ)と呼びます。
危険であることを知らせるため、黄色と黒になっています。
11/10訂正・・・ハチについてはミュラー擬態といって、毒性のある動物(例:スズメバチとアシナガバチ)が互いに似た模様になることで捕食のリスクを下げるためのもの、トラの方は、茂みなどで身を隠して獲物に近づくためのカモフラージュ効果のためのようです。

★セイフティコーン(カラーコーン)
防護さくと同様に、この先は工事していて入れないことを示すものです。

★赤色警戒灯(略して赤灯)
夜に、点滅して工事していることを、通行する人にお知らせしています。

工事現場は、このようなもの(保安施設)を利用して、
工事中もみなさまが安全に通行できるように囲ったり、
規制の情報を流したりしております。
道路を利用して「工事の看板」などを見かけたときは、
いろいろなご案内をしているので、車線の変更をしたり、
他の道路に回ったり、ご協力をお願いします。
ご意見、ご質問がありましたら、現地の看板などの連絡先に
お気軽にお問合せ下さい。
では、
次回はいよいよ、実際の舗装工事はどうやっていくのかを紹介します。
担当:江川線整備事務所
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