西土木事務所90年の歴史と名古屋城の石と。
めんそ~れ、西土木事務所です!
事務所の緑のカーテン・ヘチマたちも、ぐんぐん伸びています。
そんな西土木事務所は今年、なんと開設90年を迎えました!!
90年前の大正13年(西暦1924年)といえば、阪神甲子園球場が完成した年だそうです。ピンときませんね。また、第1回冬季五輪のシャモニーオリンピックが開催された年だそうです。もっとピンときませんね。それくらい昔です。
「西土木管区事務所」という名称で産声を上げた西土木事務所。当初は、現在の場所(西区城西三丁目)よりもっと南(現在の西区樋の口町あたり)に開設されました。
西土木事務所に保管されていた古い地図がこちらです↓
もうすこしアップにしてみましょう
「現在の土木出張所場所」と書いてあるところが、旧事務所の場所です。
「西土木出張所建設場所」と書いてあるところが、現在の事務所の場所です。
昭和46年に西土木事務所がお引越しする際の見取図なので、このようになっています。
この地図からわかるように、旧西土木事務所は名古屋城のお堀にぴったり隣接していましたので、合わせて名古屋城の城壁の維持管理も行っていたそうです。
その関係なのかどうなのか、時が流れすぎて詳細は不明ですが、西土木事務所の敷地内には、現在でも、名古屋城の城壁として使われていた石が3つ、残されています。
旧・西土木事務所の敷地内に何らかの理由で置かれていた名古屋城の城壁の石を、西土木事務所の移転に伴い、現在の場所に運んできたといわれています。
名古屋城城壁の石に特有の「刻紋」(石を運んだ大名それぞれが刻んだ個々のマーク)も、この通りしっかり刻まれています。
実は草にまみれ埋もれてしまっていたこの石たちですが、西土木事務所開設90年の今年に合わせ、昨年度より職員たちで少しずつ清掃や整備を行い、写真に示したような姿になりました!
名古屋城以外で名古屋城の石が鎮座している施設、なかなかないですよね(実は、他にも鎮座する施設があるらしいのですが・・・)。
いずれにせよ、歴史ある西土木ならではの逸品です。
土木事務所の開業時間(平日8:45~17:15)でしたら自由に見学できます。石についての言い伝えなどを記した「しおり」が事務所内に置いてありますので、よかったらご覧になってくださいね♪
夏休みの自由研究のネタになるかも?!
事務所の奥の方にありちょっとわかりにくい石たちですが、事務所正面玄関から2枚の案内札があるので、迷子にならず安心してたどり着くことができます。
西土木事務所は、地域と歩みはじめて90年もの歳月を経ました。
東西に庄内川が流れ、南北に大都会も歴史情緒あふれる街並みも有する、個性豊かなこのまちを長きにわたり見守り続けてきました。
今日も明日もこれからもずっと、このまちが安全なまちであり続けられるよう、西土木事務所の職員たちは黄色い車で元気に走り回っていきます!!
「西区とともに、90年。西土木事務所です。」
担当:西土木事務所管理係
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