陸閘って何? ~山崎川陸閘の開閉訓練を実施しました。~
新人ブログ第3弾です。
土木事務所に勤務するようになって、1か月半ほど過ぎましたが、土木事務所の仕事は、まだまだ初めて聞くようなことも多く日々勉強です。
今回は、瑞穂土木事務所と南土木事務所共同制作のブログです。
皆さんは、陸閘(りっこう)ってご存じですか?
最初、「りっこう」と聞いたときは、「立こう」、「律こう」・・・???
国土交通省のHPで探してみると、
『陸閘とは、堤防を切って設けられた河川への出入り口を閉鎖する門のことで、洪水の時には陸閘が閉められ堤防としての役割を果たします。』
と書かれていました。
洪水の時に閉鎖して洪水から地域を守るための門のことなのです。
堤防を切り欠いて架かる名鉄名古屋本線の山崎川橋梁には、橋の両端に河川管理用施設として陸閘が設置され、水位上昇により浸水の恐れがある場合には、陸閘を閉鎖します。

さて、雨のシーズン前の5月19日深夜に、名古屋鉄道株式会社関係者や、瑞穂土木事務所、南土木事務所職員、約40名で、山崎川陸閘の開閉訓練を実施しました。
午前0時20分に関係者が集合しました。
列車の運行の支障にならないよう、最終列車が通過したのを確認し、午前0時35分、いよいよ訓練開始です。

まずは、各種連絡体制について確認です。

信号操作ののち、右岸(瑞穂区)側陸閘から閉鎖します。

続いて、左岸(南区)側陸閘を閉鎖します。

最後に、隙間に土のうを設置して完了です。

訓練は、ここまで説明した手順を逆に進めて開門して終了ですが、時刻は、なんと午前1時45分、深夜に本当にお疲れ様でした。
災害時に、列車の運行を止めて陸閘を閉鎖するためには、列車の運行を司る運転指令との連絡調整や、列車を当該箇所へ進入させないための信号操作や踏切の対応、陸閘を閉鎖する土木担当や河川を管理する土木事務所など、さまざまな役割を担う人たちの連携が大事です。いざという時に市民の安全を守るためには、訓練は大切なことだと実感しました。
担当:瑞穂土木事務所・南土木事務所
土木事務所に勤務するようになって、1か月半ほど過ぎましたが、土木事務所の仕事は、まだまだ初めて聞くようなことも多く日々勉強です。
今回は、瑞穂土木事務所と南土木事務所共同制作のブログです。
皆さんは、陸閘(りっこう)ってご存じですか?
最初、「りっこう」と聞いたときは、「立こう」、「律こう」・・・???
国土交通省のHPで探してみると、
『陸閘とは、堤防を切って設けられた河川への出入り口を閉鎖する門のことで、洪水の時には陸閘が閉められ堤防としての役割を果たします。』
と書かれていました。
洪水の時に閉鎖して洪水から地域を守るための門のことなのです。
堤防を切り欠いて架かる名鉄名古屋本線の山崎川橋梁には、橋の両端に河川管理用施設として陸閘が設置され、水位上昇により浸水の恐れがある場合には、陸閘を閉鎖します。

さて、雨のシーズン前の5月19日深夜に、名古屋鉄道株式会社関係者や、瑞穂土木事務所、南土木事務所職員、約40名で、山崎川陸閘の開閉訓練を実施しました。
午前0時20分に関係者が集合しました。
列車の運行の支障にならないよう、最終列車が通過したのを確認し、午前0時35分、いよいよ訓練開始です。

まずは、各種連絡体制について確認です。

信号操作ののち、右岸(瑞穂区)側陸閘から閉鎖します。

続いて、左岸(南区)側陸閘を閉鎖します。

最後に、隙間に土のうを設置して完了です。

訓練は、ここまで説明した手順を逆に進めて開門して終了ですが、時刻は、なんと午前1時45分、深夜に本当にお疲れ様でした。
災害時に、列車の運行を止めて陸閘を閉鎖するためには、列車の運行を司る運転指令との連絡調整や、列車を当該箇所へ進入させないための信号操作や踏切の対応、陸閘を閉鎖する土木担当や河川を管理する土木事務所など、さまざまな役割を担う人たちの連携が大事です。いざという時に市民の安全を守るためには、訓練は大切なことだと実感しました。
担当:瑞穂土木事務所・南土木事務所
- 関連記事
-
- 山崎川の生き物観察と清掃活動 (2023/08/23)
- 陸閘って何? ~山崎川陸閘の開閉訓練を実施しました。~ (2023/05/29)
- 山崎川のオオキンケイギクの駆除活動が実施されました。 (2023/05/17)