自動追尾型トータルステーションのデモンストレーション

悠々とした素敵な姿。
いったいこの機械は何をすることが出来るのでしょうか?
黄色い枠に筒状の器具。
双眼鏡のレンズみたいですがよく見ると何枚か鏡のようなものが見えます。
・・・・・実は測量に使われているんです。
ターゲットと言って測点(測りたい点)の上に置きトータルステーション本体からのレーザー光を反射しトータルステーションに光を跳ね返し測点の位置を知らせます。
ということで、今回株式会社サンキ様にご協力いただき、自動追尾型のトータルステーション(TS)で自動に測量してくれる様子のデモンストレーションがありました。

測量したいものの上にターゲットを置き、高さを調節して後はTSをセットする。それだけで自動で測量してくれます。
今まで測点の上にプリズムを立て、鉛直に保っておく必要がありましたが、その光景が少し変わり、測点の上にターゲットを設置し測っています。

2m以内の短い距離の測量には向かないのと、高さの調節はあまりできないので図根多角点などの距離が長いものの測量に用いているようです。

測量のイメージとしては下の図のような感じです。
トータルステーションが動いて、レーザー光を放ちます。
2点を設定し、自動で計測するデモンストレーションでした。


担当:道路利活用課
- 関連記事
-
- みちのボランティアの団体の皆さんと協働でマラソンコースを清掃しました (2023/03/13)
- 自動追尾型トータルステーションのデモンストレーション (2023/01/24)
- 指令!コンクリート工場に潜入せよ! (2022/11/09)