水防期間に突入!
こんにちは、守山土木のHです。
6月の初めから10月の終わりまでは水防期間になります。
この期間は、万が一の事態に備えるため、大雨・洪水の注意報等が発令されると休日・夜間関係なく土木事務所の職員は非常配備体制をとります。
そんな緊張感あふれる水防期間に向けて、5月には着々と準備を進めてきました。
そして、その旗振り役が本ブログ初登場(だよね?)のK氏です。
今回の記事では、K氏による職員向けの説明会をご紹介します。
5月のある日の午後、会議室に集まった面々は、K氏から業務マニュアルの説明を受けます。ちなみに、このマニュアルは毎年のように更新されています。

会議室に響くK氏の声。他の職員はマニュアルを確認しながら説明を聞いています。
説明を受けたあとは、現地確認のため区内の各所を回ります。
マニュアルと現地を照らし合わせることで、理解が深まります。


こちらは矢田川のアンダーパスです。
1年前にご紹介した神守アンダーパスとは違ってエアー遮断機がない場所になります。
通行止めの際のポイントを説明するK氏。

被災した歴史を踏まえつつ、吉根排水路の説明をするK氏。
平成23年の台風15号で浸水被害が発生した吉根地区では、被災以降、排水路の増強などの施設整備が進められました。

守山区内の最重要施設の一つ、吉根排水樋門について念入りに説明するK氏。
吉根排水樋門は、吉根地区に降った雨水を庄内川に流すために堤防に設置された施設です。吉根地区の水位と庄内川の水位を比較しながら樋門の開閉を行いますので操作には注意を要します。

ついにはカメラの向こうにいる誰かにも説明せんとする勢いのK氏。
今回の記事では、水防期間に向けた職員向けの説明会の様子をご紹介しましたが、この期間は守山土木単独で取り組むものではありません。
5月には、このほかにも、地域の皆様、守山区役所、守山消防署、建設会社との連絡・調整・確認を行っています。
守山土木では、行政・地域・建設会社といった関係各所との協力を通じて、守山区内の防災・減災に取り組んでいきます。
担当:守山土木事務所