森づくり体験会in猪高緑地~竹の炭焼き体験をしよう!~
1月29日(土)に猪高緑地にて「森づくり体験会」を行いました。
日ごろから猪高緑地で活動していただいている「名東自然倶楽部」の方々を講師としてお迎えし、竹の炭焼き体験をしました。
当日は気温の低い朝でしたが、空気は澄んで、耳をすませば鳥のさえずりが聞こえます。街中にありながら、一歩踏み入れればそこは里山です。
まずは、名東自然倶楽部の会長さんが、猪高緑地や里山の保全活動、炭の効用などについて、レクチャーされました。ここ数十年で猪高緑地の竹林は年々広がっています。竹林が広がると、背の低いほかの樹木を追いやってしまい、森が本来もっている土砂災害防止の働きや生物多様性が低下してしまいます。その抑制のために名東自然倶楽部さんが年間数千本を伐採して下さっています。
その後、会員の方のガイドのもと、猪高緑地の森の中を散策しながら、炭火場に向かいました。
その道中、塚ノ杁池の高台からパノラマの景色を皆さんと眺めました(日によっては御嶽山まで見えるのだそうです)。


その他にも、立派なシダレサクラや柿の木をご紹介いただき、里山らしい風景を楽しみました。
散策路を進んでいきます。
しばらく歩くと、炭焼き場に到着です。はじめに、炭焼き窯で竹が炭になるまでの説明を受けます。パネルを使って丁寧に説明していただきました。
説明の後は、いよいよ竹を切る体験です。竹を炭火焼用の大きさに整えていきます。炭火焼用の竹には肉厚な外来の孟宗竹(モウソウチク)を使います。
まず、ノコギリを使って、一本の竹を一定の長さに切ります。会員の方からノコギリの使い方をお聞きし、引くときにまっすぐ力を入れて切ることを意識しました。子どもたちも竹切体験に興味津々です。
次に、一定の長さに切った竹を縦にして、ナタを使い、割っていきます。ナタはとても危険な道具の一つです。使い方をしっかり聞いて、慎重に作業をすすめていきます。
2グループに分かれて、名東自然倶楽部の会員の皆さまにもサポートしてもらいながら、約30分の間、竹切体験をしていただきました。
その後、事前に炭焼きしていた炭を炭焼き窯から取り出していきます。
大人も子どもも珍しそうに炭焼き窯の中を覗き込んでいました。

炭と炭が当たると「キーン」といった特有の高い音が鳴ります。
炭には、おなじみの消臭効果や湿度調整機能から、土壌改良まで様々な効用が期待できます。とくに竹炭の表面には小さな穴がたくさん空いており、木炭に比べて早く燃えつきてしまう反面、消臭や湿度の調整、水質浄化に向いているそうです。
とても寒い日でしたが、幅広い世代の方にご参加いただき、炭焼きなど森づくり活動の体験をしていただくことができました。参加者の皆さま、名東自然倶楽部の皆さま、ありがとうございました。
今年度の「森づくり体験会」の募集は終了いたしましたが、来年度もいろいろな体験会の開催を予定しております。
また広報なごや等でお知らせさせていただきますので、楽しみにお待ちください。皆さまの森づくり活動へのご参加、お待ちしております。
担当:緑地利活用課
日ごろから猪高緑地で活動していただいている「名東自然倶楽部」の方々を講師としてお迎えし、竹の炭焼き体験をしました。
当日は気温の低い朝でしたが、空気は澄んで、耳をすませば鳥のさえずりが聞こえます。街中にありながら、一歩踏み入れればそこは里山です。

まずは、名東自然倶楽部の会長さんが、猪高緑地や里山の保全活動、炭の効用などについて、レクチャーされました。ここ数十年で猪高緑地の竹林は年々広がっています。竹林が広がると、背の低いほかの樹木を追いやってしまい、森が本来もっている土砂災害防止の働きや生物多様性が低下してしまいます。その抑制のために名東自然倶楽部さんが年間数千本を伐採して下さっています。

その後、会員の方のガイドのもと、猪高緑地の森の中を散策しながら、炭火場に向かいました。

その道中、塚ノ杁池の高台からパノラマの景色を皆さんと眺めました(日によっては御嶽山まで見えるのだそうです)。


その他にも、立派なシダレサクラや柿の木をご紹介いただき、里山らしい風景を楽しみました。

散策路を進んでいきます。

しばらく歩くと、炭焼き場に到着です。はじめに、炭焼き窯で竹が炭になるまでの説明を受けます。パネルを使って丁寧に説明していただきました。

説明の後は、いよいよ竹を切る体験です。竹を炭火焼用の大きさに整えていきます。炭火焼用の竹には肉厚な外来の孟宗竹(モウソウチク)を使います。
まず、ノコギリを使って、一本の竹を一定の長さに切ります。会員の方からノコギリの使い方をお聞きし、引くときにまっすぐ力を入れて切ることを意識しました。子どもたちも竹切体験に興味津々です。

次に、一定の長さに切った竹を縦にして、ナタを使い、割っていきます。ナタはとても危険な道具の一つです。使い方をしっかり聞いて、慎重に作業をすすめていきます。

2グループに分かれて、名東自然倶楽部の会員の皆さまにもサポートしてもらいながら、約30分の間、竹切体験をしていただきました。

その後、事前に炭焼きしていた炭を炭焼き窯から取り出していきます。
大人も子どもも珍しそうに炭焼き窯の中を覗き込んでいました。


炭と炭が当たると「キーン」といった特有の高い音が鳴ります。
炭には、おなじみの消臭効果や湿度調整機能から、土壌改良まで様々な効用が期待できます。とくに竹炭の表面には小さな穴がたくさん空いており、木炭に比べて早く燃えつきてしまう反面、消臭や湿度の調整、水質浄化に向いているそうです。
とても寒い日でしたが、幅広い世代の方にご参加いただき、炭焼きなど森づくり活動の体験をしていただくことができました。参加者の皆さま、名東自然倶楽部の皆さま、ありがとうございました。
今年度の「森づくり体験会」の募集は終了いたしましたが、来年度もいろいろな体験会の開催を予定しております。
また広報なごや等でお知らせさせていただきますので、楽しみにお待ちください。皆さまの森づくり活動へのご参加、お待ちしております。
担当:緑地利活用課