平成28年度の「竪穴式住居をつくろう」について
みなさんこんにちは!南土木事務所です。
平成26年度から取り組んでおりました【竪穴式住居をつくろう】について、当初「できるところまでやってみよう!」ということで始め、昨年度の11月を最後ということで計画、作業しておりました。

(昨年11月終了時の状況です。)
上の写真を見てもわかると思いますが、「これで終了?」という感じがいっぱいです。そのためこのまま終了させてよいものかを悩んでおりました。
年度も変わり、事務所内で色々と相談をした結果、10月に4回再開することとしました。
(作業内容としては入り口付近をきれいにし、他は4回でできる範囲までとしました。)
まずは今年度最初となる10月7日(金)。
昨年度は土曜日の開催でしたが、今年度は平日の開催としたこともあり、昨年度参加していただいた市民の方に来ていただけるかを心配しておりましたが、お二人の方に来ていただけました。
(昨年度は各回10名程度の参加でした。)
我々土木事務所の職員の他に見晴台考古資料館、南区役所の職員の方にも作業していただきました。
最初の作業は入り口付近の骨組み作業です。久しぶりの作業ということもあり、怪我のないよう参加者の皆さんに注意喚起しました。

↑番線(針金)で横木を取り付けます。
骨組み作業と同時に今後のために茅葺の準備を進めます。

↑麻紐で茅を束ねます。
この日は骨組みが完了して終了しました。

今年度2回目は10月14日(金)に開催しました。
前回の続きということで、茅を入り口付近の骨組みに縛りつけます。

この日はこんな感じで終了しました。

今年度3回目は10月21日(金)に開催しました。
束ねた茅が少なくなったので追加で束を作ります。

入り口の上部に茅を縛りつけ、さらに杉の皮で飾りました。

今年度4回目は10月28日(金)に開催しました。

この日が最後ということで掃除もしっかりやります。
住居は市民の方に作業してもらい、入り口部分をさらに見栄えよくしました。

26年度から市民の方と共に取り組みました【竪穴式住居をつくろう】について、下の写真の状態で完了といたしました。

全10回の開催でしたが、参加していただいた市民の方にはこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
担当:南土木事務所管理係