平成28年6月16日(木)午後、中区御園学区の
下園公園で、「下園町花のまちづくりの会(下園公園
愛護会ならびに地域の方々)」のみなさんと花植えを行いました。
梅雨そのものの空模様にもかかわらず、このように多くの方にご参加いただきました!

(作業後、完成した花壇を前に撮影。お疲れ様でした!&ありがとうございました!)
実はこの日、徐々に雨足が強まるという天気予報だったため、急きょ1時間前倒しで行いました。
いま振り返れば、雨雲との競争のような一部始終・・・。
早くも午前中から怪しくなる空模様に、苗の業者さんから「本当に、花苗を運んでいいですね?」と念押しされ、愛護会長さんからは「かなり降ってきたようだけど、本当にやりますかね?」と再確認のお電話が・・・(+_+;)。
それでもスタッフは午後1時から花植えがスタートできるように、大急ぎで準備を行いました。雨の中、苗の受け入れと配置・・・。(思えばこの時、最も降っていた気がします)

なお、古い苗の抜き取りや耕うんなどの下準備は、愛護会さんと中土木の補修班により、前日までに終えていました。そのおかげで、かなり時間短縮ができました。
なかなか止まない雨のなか(少雨決行ではあるけれど、これは「少雨」?)、スタッフの不安を吹き飛ばすように、カッパや道具を持参で続々とお集まりいただき、予定どおり(いや、それ以上に!?)手際よく、どんどん苗が植わっていきました!
こんなお天気に加えて、この日は、急な取材(ケーブルテレビさん。もちろん1時間前倒しでの現地入りでした)もありましたが、快く和やかに対応していただきました。花植え活動10年目にして、初めてのことだそうです!

全員で作業するうちいつのまにか雨は小やみになり、冒頭にご紹介した集合写真を撮るころにはほとんど止んでいました(^-^;)。

もしかしたら「炎天下の午後2時スタート」よりこの方が良かったのかも?…、と、胸をなでおろし・・・。でも次回、区の花パンジー等を植える秋には、もう少しゆっくりと落ち着いて行いたいものです。(決して早植え競争ではありませんから…)
なお、花植えの最終段階で必ず行う「水やり」は、一部を省略して雨雲に託し、必須アイテム「鳥除けテグス」は、中土木の補修班が翌日に取り付けました。

花壇の外周に竹串を挿し、透明の糸をタテ・ヨコ・ナナメに渡します。これをすることで、苗を引き抜いたりついばんだりするハトやカラスが、近づきにくくなるのです。
※下園公園は、多くの方が立ち寄り憩いのひと時を過ごされる都心の公園です。地域の愛護会のみなさんはもちろん、近隣の事業者の方々にも清掃活動等をしていただいております。本当にありがとうございます。ぜひ、夏の装いに一新した花壇もお楽しみください。そして、ゴミやたばこの吸い殻のポイ捨てのない、きれいで快適な公園に、今後ともみなさまのご理解ご協力をお願いいたします。≪花苗について≫
下園公園の花壇材料は、平成24年度以降、この公園のお向かい、
名古屋観光ホテル様にご提供いただいています(
スポンサー花壇)。今回は、夏から秋までを長期に彩るジニアやペンタスなどをメインに、ポイントには、ベゴニアやハイビスカスを配しました。
例えば、植え付け直後の花壇の一部を真上から見ると、このような状態です。

また、一部の植物は、形を整えるなどして再利用しました。
(生育良好。窮屈になったプランターから、広い花壇へ移動させました)
(大きなプランターの3株は、下側の葉を少しだけ整え、そのまま活かしました)********
≪番外編≫
毎年植えていないのに、公園や街路などでこの時期に見かける花をご紹介。
あなたのご近所にも、咲いていませんか?
■その1 アガパンサス(ユリ科の多年草)
→梅雨のころ、爽やかに涼やかに、水色・薄紫・白の花を咲かせます。
手をかけずとも丈夫で、年々、株が大きくなります。
和名は「ムラサキクンシラン(紫君子欄)」。
■その2 ワルナスビ(ナス科の多年草)
→帰化植物です!茎や葉にはトゲがあります。
従来の植物を駆逐する勢いでじわじわ増える、
まさに「悪い茄子」。こちらは、花咲かせたいと思わずに、抜いてくださいね!
担当:中土木事務所維持第二係
tag : 名古屋土木地域協働公園花