名東区内の56団体の
公園愛護会(一般会)の皆様を対象として、①交流・情報交換、②市民協働の推進、③課題対応などを目的に、2回にわたって「公園愛護会のつどい」を開催しました。
愛護会の皆様に、(公財)名古屋市みどりの協会、名東区役所、緑政土木局緑地利活用室・緑地維持課、名東土木事務所の職員が加わって、楽しく実りある話し合いができました。
1 日 時 1回目 平成27年11月16日(月)13:30~15:30
2回目 平成27年12月10日(木)13:30~15:30
2 場 所 2回とも 名東区役所 講堂
3 参加者 1回目 愛護会会員 13団体から20名、市役所等から12名
2回目 愛護会会員 11団体から17名、市役所等から12名
4 つどいの内容
(1)1回目
ア 日頃の活動報告
◆梅森坂第二公園愛護会 山口副会長 なでしこKADANなど花壇づくりに取り組んでいる。花壇に侵入する
雑草のチガヤに困っています。
◆牧の原第一公園愛護会 鈴木会長 悪循環と好循環という言葉があるが、公園をきれいにしつづけると
来園者のマナーが向上すると思います。
公園全体に雑草 が繁茂していて困っている。

左:山口副会長 右:鈴木会長
イ 意見交換会(ワークショップ)
4グループに分かれて、公園愛護会活動の「嬉しいこと・楽しいこと」や
「悲しいこと・課題」について、コーディネーターの小林氏
(
㈱オオバ名古屋支店まちづくり担当部長)のリードのもとに、
ワークショップ形式で話し合いを行ない、その結果をまとめてグループ毎に発表しました。
<「嬉しいこと・楽しいこと」の例>
通行人や知人からのねぎらい。仲間との出会いと交流。
作業後の語らい。子どもとふれあえる。
<「悲しいこと・課題」の例>
会員の固定化・高齢化・会員が増えない。
ごみのポイ捨てや犬糞の放置など、公園利用者のマナーが悪い。

話し合いのようす

発表のようす
(2)2回目
ア 日頃の活動報告
◆赤松公園愛護会 田中副会長
犬の糞の放置が多くて困っています。樹木の落ち葉の量はすごい。
◆上社西部第一公園愛護会 樋口会長
公園で行なわれていたストレッチ体操から
愛護会のメンバーが結成されました。
公園はコミセンのすぐ隣にあるので便利です。

左:田中副会長 右:樋口会長
イ 意見交換会(ワークショップ)
・4グループに分かれて、1回目に意見の多かった中から、
「交流の輪を広げる」と「公園利用者のマナー向上」について、
コーディネーターの小林氏のリードのもとに、
ワークショップ形式で話し合いを行ない、その結果をまとめてグループ毎に発表しました。
<「交流の輪を広げる」のアイデア>
来園者に気軽にあいさつする、声をかける。
イベントを開催する。花壇づくり。他の愛護会との交流。
<「公園利用者のマナー向上」のアイデア>
公園をきれいな状態に保ち、ごみを捨てにくい気分にさせる。
お揃いのユニフォームで活動して、愛護会の存在をPR。
犬との散歩者などの来園者への声かけ。定期パトロール。
話し合いのようす
立っているのが小林氏
発表のようす
5 出席者へのアンケート結果
以下のとおり概ね好評でした。
(1) つどいは、今後の活動の上で参考になりましたか?
・たいへん参考になった 33% ・ある程度参考になった 60%
(参考にならなかったは0%。回答無しが7%)
(2) 今後の同様のつどいに参加を希望しますか?
・希望する 67% (希望しないは20%。回答無しが13%)
6 今後について
(1)つどいの結果をまとめて、名東区内の56団体の公園愛護会(一般会)に送付します。
(2)各団体の皆様には、出たアイデアの中から、できることから少しずつ進めていただきたいと考えます。
(3)市も、楽しくてやりがいのある公園愛護会活動の実現のため努力してまいります。
(4)こうした話し合いを継続してまいりたいと考えます。
担当:名東土木事務所 副所長 堀江和臣
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