こんにちは!残暑がきびしい日々が続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか? 今回は花壇づくり講習会について紹介します。
花壇づくり講習会は公園や街路樹で活躍している愛護会向けの花壇づくりの講習会で全5回の講習で花の育て方等を学んでもらうものです。
今回は第3回「パンジーの種まき」を行いました。
普段ホームセンターで花苗を買おうと思っても高いなあと感じている方も多いと思います。でも種から育てるとうまく発芽させられないということも少なからずあります。今回はその種からの育て方を学びました。
用意するものは、パンジー種子・セルトレイ36穴・培養土・覆土・紙・つまようじです。
順に説明していきます。

始めにセルトレイに培養土を入れて行きます。土のだまがあったら、指先で優しくくずします。
たまにトントントンとしながらこのくらいまで培養土を入れます。入れすぎ注意!上1㎜くらいスペースを空けます。
これがパンジーの種。かなり小さくはっきり言ってよく見えません(笑) 形や色はゴマに似ています!
つまようじを使いセルトレイの穴にパンジーの種を1粒ずつ入れていきます。勢いよくやると一気に入ってしまうので慎重に入れます。
種を入れ終わったら培養土が隠れる程度にパラパラと覆土をかけていきます。塩・コショウをふりかける感じですね。均等にかけるのが難しい!!(笑)
完成♪おいしそうですね(笑)
【その後の管理について】
① 発芽するまで
・覆土後にやさしくたっぷり水をかける。…これが中々難しいんです!
・発芽までの約1週間は水を切らさない。
・発芽までは日陰で20℃前後の涼しいところに置く。
② 発芽~ポット上げまで
・発芽後は、十分日のあたるところに置く。
・水は乾いたらかける。(土が流れないようにやさしくたっぷり)
・肥料は特に必要なし。
・雨には当てない。(病気や打たれいたみを防ぐ)
【その後の管理について】
①、②をしていただければ半分くらいは発芽できるとのことです。みなさんも機会があればチャレンジしてみてください。
種まきをしてから約2週間後の様子。こうなれば成功!!
次回の講習会は1ヶ月後にあり、今回作ったパンジーのポット上げを行います。愛護会さんや土木事務所職員がどれだけ発芽したパンジーを持ってこられるか楽しみですね♪
担当:緑地利活用室
tag : 名古屋公園地域協働花