市内初、アンダーパスにエアー遮断機を設置しました!
名古屋市では、アンダーパス入り口に「道路情報装置」を設置し、「通行注意」(冠水5cm)や「通行止め」(冠水15cm)を表示して、安全確保に努めていますが、新守山駅北アンダーパスでは、2年連続して被害が発生しています。

↑ 平常時

↑ 冠水時
この新守山駅北アンダーパス入口(宮地交差点東側)に、「エアー遮断機 ※」を設置し、
6月29日に試験稼働を行いましたので、その様子をお知らせします。
※ エアー遮断機とは?
http://www.advic.co.jp/pdf/29-30.pdf
アンダーパスの最下部にあるセンサーが水位を感知して、
水位が上がるとバルーン状の遮断機が飛び出てくるものです。

試験のため、手動でセンサーを反応させます。

晴れているので見えづらいですが・・・「通行止め」とLEDで表示されています。
赤い回転灯も回ります。
「通行止め」表示から一定時間立つと、信号柱下部のボックスが
パカっと開いて、バルーンが出てきます。

そして、ムクムク・・・・

動作完了です。

エアー遮断機はあくまで一時的な「つなぎ」の通行止めですので、
実際には職員等が出動し、バリケードを設置します。

水位が下がったら、安全確認後、通行止めを解除します。
解除時には手動で収納します。

この稼働試験の翌日、6月30日から正式に運用開始しました。
今後は効果を検証しながら、他の箇所への適用を検討していきます。
<オマケ>
報道機関にも多数取り上げていただけました。
(NHKさんからインタビューを受ける某係長 ↓ )

担当:道路維持課 施設管理係
(ブログ作成:企画経理課)
tag : 防災