街路樹愛護会のつどいを開催しました
名東区内の43団体の街路樹愛護会の皆様を対象として、①交流・情報交換、②市民協働の推進、③課題対応などを目的に、2回にわたって「街路樹愛護会のつどい」を開催しました。
愛護会の皆様に、(公財)名古屋市みどりの協会・名東区役所・緑政土木局緑地利活用室・同緑地維持課・名東土木事務所の職員が加わって、楽しい話し合いができました。
1 日 時 1回目 平成26年12月2日(火)13:30~16:00
2回目 平成27年1月21日(水)13:30~16:00
2 場 所 1回目 名東区役所 講堂
2回目 名東区役所 第1会議室
3 参加者 1回目 愛護会会員 11団体から19名、市役所等から16名
2回目 愛護会会員 10団体から16名、市役所等から16名
4 つどいの内容
(1)1回目
ア 記念講演
・㈱オオバ 名古屋支店 まちづくり計画部担当部長 小林高浩氏
「緑地に関した市民活動の現状と今後の動向」
イ 日頃の活動報告
・上社ジャンクション街園街路樹特定愛護会 桑山会長
・藤が丘街路樹愛護会 石田会長

(写真左から、小林部長、桑山会長、石田会長)
ウ 意見交換会(ワークショップ)
・4グループに分かれて、街路樹愛護会活動の「嬉しいこと・楽しいこと」や「悲しいこと・課題」について、ワークショップ形式で話し合いを行ない、その結果をまとめてグループ毎に発表しました。
<「嬉しいこと・楽しいこと」の例>
街がきれいになる。通行人や知人からのねぎらい。仲間との出会いと交流。
活動後の語らい。花を育てる喜び。ポイ捨てが減ってきた。
<「悲しいこと・課題」の例>
落ち葉が多い。ごみのポイ捨て。会員の固定化・高齢化。除草がたいへん。
犬の糞。活動が知られていない。

4グループの話し合いのようす

発表のようす
(2)2回目
ア 記念講演
・東山植物園 園長 伊藤 悟氏
「植物の暮らしとESD~今の自分にできること~」
イ 日頃の活動報告
・延珠なでしこ街路樹愛護会 坂上会長
・本郷学区第五街路樹愛護会 赤井会長

(写真左から、伊藤園長、坂上会長、赤井会長)
ウ 意見交換会(ワークショップ)
・4グループに分かれて、街路樹愛護会活動を「もっと楽しくする方法」と「もっと広く知ってもらい、仲間を増やす方法」について、ワークショップ形式で話し合いを行ない、その結果をまとめてグループ毎に発表しました。
<「もっと楽しくする方法」の例>
草花づくり。活動後のお茶の時間を設ける。お揃いの衣装にする。
他の団体と交流する。活動時間を短縮する。
<「もっと広く知ってもらい、仲間を増やす方法」の例>
口コミ・回覧版・看板・ホームページなどを活用して、愛護会制度についてPRする。
他の地域行事と同時開催する。通行人へのあいさつ。


話し合いのようす
5 出席者へのアンケート結果
以下のとおり概ね好評でした。
(1) つどいは、今後の活動の上で参考になりましたか?
・たいへん参考になった 56% ・ある程度参考になった 38%
(参考にならなかったは0%)
(2) 今後の同様の交流会に参加を希望しますか?
・希望する 63% (希望しないは19%)
6 今後について
(1)つどいの結果をまとめて、名東区内の43団体の街路樹愛護会に送付します。
(2)各団体には、出たアイデアの中から、できることから少しずつ進めていただきたいと考えます。
(3)市も、楽しくてやりがいのある街路樹愛護会活動の実現のため努力してまいります。
(4)こうした話し合いを継続してまいりたいと考えます。
担当:名東土木事務所 堀江和臣