給食を食べる花 ~ブラボーなフラワーが咲くかな?~
花が給食を食べる?そんなことあるの?
給食が花を食べるの間違いでは?いやもっとおかしいか。
パックンフラワーならマリオを食べるけど

その答えは・・・

巨大な食品廃棄物処理機でした!
この処理機は、緑区の鳴海東部小学校にあるもの。
余ってしまった給食をこの機械に入れると、熱と微生物の力で分解・発酵させて、堆肥ができてしまうのです!
分解されるのは食品であって、青春時代のほろ苦く恥ずかしい思い出などは分解されません。自分自身で消化してください。

できた堆肥は、コーヒーの粉のように茶色くさらさら。においは良くないかなと思いきや、ちょっとお腹が減ってしまうような香ばしさ。お焦げに醤油をかけたような香りです。
鳴海東部小学校といえば、小中学校花壇コンクールである「フラワーブラボーコンクール」で、見事に大賞を受賞した学校なのです。そして、この花壇の花たちは給食堆肥を食べて育っていたのでした。
あまりにもブラボーなフラワーがこちら

春の花壇

秋の花壇
今回はこの堆肥が余分にできたということで、鳴海東部小学校が庁内リサイクル掲示板(市役所内で不用品の情報交換をする場所)に堆肥の情報を載せてくれたため、情報を見た西土木事務所が堆肥を分けてもらったものでした。エコロジー&エコノミー、エコエコな堆肥です。
同じ堆肥を使えば簡単にブラボーな花が咲くというわけではありませんが、小学生のパワーをもらった気持ちです。まずは事務所玄関の花壇で使ってみました。

適量をすき込みます。あたりがふわっと香ばしいです。

1週間ほど寝かせると、香りはなくなっていました。
そこにパンジーの苗を植えました。立派に育ちますように・・・
次は、以前はバーク堆肥と化成肥料を使っていた公園のフジ棚に使う予定です。去年以上に元気な花を咲かせることを願いつつ。
担当:西土木事務所管理係